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Varifran Column #1 矢印を「自分」から「相手」へ

はじめに
「自分って何がしたいんだろう」
「本当にこのままでいいのだろうか」
そんな悩みを抱えながら、就活をしている人はいませんか?
私自身、就活を通してずっと悩み、一度はそこから逃げ出した人間です。 そんな私でも多くの人の助けを借り、何とか納得のいく就活を進めることができました。
そんな私の就活体験が、悩みを抱えている方のお役に立てれば幸いです。
就活への違和感
正直に言うと、私は就活そのものにずっと違和感を持っていました。
「大学は人生の夏休みだから今必死に頑張れ」「いい大学に行けばいい企業に行ける」
こんな言葉を担任の先生からかけられ、それを信じて頑張っていた受験期だったなと振り返って思います。そうして大学生になり、勉強とバイト、趣味を楽しんでいました。(コロナ禍だったので外での活動はなかったです…悲しい😭)
しかし大学3年生になると、突然就活が始まりました。
それまで敷かれていたレールを急に外されたように「で、君はどうしたいの?」と問われ始めます。ガクチカ、自己分析、インターン、ES…。
周りの優秀な学生と自分を比べたり、選考が通らず落ち込んだりと不安に煽られる毎日でした。
「これで本当にあっているのかな?」 そんな疑問を抱えながらも、とりあえずESを書き、面接に行く。 動いてはいましたが、心の中の不安はずっと消えませんでした。
「院試」という逃げ道
そうして就活を進めていく中で、周囲からの「その業界は向いてないんじゃない?」「ガクチカが弱いと厳しいよ」という声やネットに溢れる「勝ち組・負け組」の情報を気にかけるようになりました。
あまりにも多くの声や情報に振り回され、意志の弱い自分は次第に就活から逃げるようになりました。
そして選んだのが、「大学院受験」という選択肢でした。
今だから正直に言えます。学問への熱意ではありませんでした。
目標も見えず、評価されるのが怖い就活という現実から、目を背ける手段でした。 「勉強する」という大義名分があれば、就活から逃げられると思っていました。
でも、そんな「とりあえずの目標」に、身が入るはずがありません。 「このままで本当にいいのかな?」 そんな中途半端な気持ちは、結果にも表れました。
結果として大学院試験に落ちました。逃げ道がなくなったと同時に現実に戻された瞬間でした。そして、やるしかないと不思議とそこで覚悟が決まりました。
矢印を「自分」から「相手」へ
そのように決心して始めた二度目の就活では取り組み方を変えました。自分一人で悩むのではなく、 たくさんの社会人に話を聞き、働くことに関する本を読み漁りました。
そのように外からの情報を取り入れたことで、私の中にあった「働くこと」への印象が変わりました。
それまでは、「自分がどう評価されるか」「どこの会社なら安心か」「給料はどうか」をずっと考えていました。ですが、これらの概念は働くことを考える際に大切にしたいものではありませんでした。今振り返ると、この認識のずれが就活をさらに苦しいものにしていたと思います。
この考え方を変えてくれたのは、社会人の方との対話でした。実際に働いている人の考え方は、学生の自分には持ちえないものばかりで、話していてとても刺激的でした。
キャリアコミュニティでの自己分析
そんな中で、キャリアコミュニティのVarifranに出会いました。
Varifranでは、社会人の方とのコーチングを通じて、自身のキャリアについて深く考える機会をいただきました。
選考対策だけになりがちな10〜12月の時期においても、
「内定を取るため」だけではなく、「自分は将来どう生きたいのか」をテーマに、対話を重ねながら自己分析を進めることができました。
その対話を通して、それまで重視していた「評価されるか」「給料が高いか」といった軸から、
「自分の興味関心、価値観は何か」
「誰の役に立ち、どんな価値を届けたいのか」
という二つに変わっていきました。
心に響いた質問
就活の中で、たくさんの方に壁打ちをしていただきました。
多くの選考を受ける中で特に印象に残っているのが、選考の中で人事の方から投げかけられたこの質問です!
「○○さんは、仕事で何について悩みたいですか?」
この問いに対する答えを考える中で、今まで気になっていた会社の知名度や偏差値のようなものへのこだわりが薄れていきました。
このように自分のキャリアに対する価値観をアップデートし続け、最終的に自分の中で納得した選択をすることができました。
最後に
ここまで読んでくれた方の中には 「じゃあ、お金や会社の規模は気にしなくていいの?」
と思った方もいるかもしれません。
決してそんなことはないと思っています。会社の規模や給料、働き方は、キャリアを考えるうえでとても大切な要素です。
ただ、私が就活を通して感じたのは、周囲の評価や情報だけを頼りに進路を決めてしまうことの怖さでした。
就活という期間は、入社先を決めるためだけの時間ではなく、これからの自分と社会をどう生きていきたいのかを考える時間なのだと思います。
もちろん、自分に向き合い、社会に目を向け続けることは簡単ではありません。不安で足が止まってしまったり、選考に落ちて自信を失ったり、焦りや怖さを感じることもたくさんあると思います。それでも振り返ってみると、 自分の将来への不安や悩みに向き合い続けた就活は大切な経験だったと思います。
「このまま進んでも大丈夫なのだろうか」「自分は内定をもらえるのか」「本当に社会に出てやっていけるのか」
そう悩むのは、自分の将来に責任を持とうとしている証拠だと思います。
私は一度、そこから逃げてしまい、遠回りをしました。
でも、その経験があったからこそ、自分なりに納得できる場所にたどり着くことができました。だから、今苦しんでいるあなたも大丈夫です。その悩みや不安から逃げずに向き合った先に、きっと自分なりに納得できる選択があるはずです!